地盤災害 地質学者の覚え書き
< フィールド・スタディ文庫 4 >
メーカー:之潮 著者・編者:羽鳥 謙三
各地で頻発する地震と集中豪雨。全国の団地・造成宅地の地下のどこかで、地すべりと崩壊が、いまなお進行している。
30年間、宅地造成の実態とその結果をつぶさに観察してきた地質学者による、詳細・驚愕のレポート。
地盤災害は、自然災害ではなかった!!
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発行年 |
2009年6月 |
判型 |
四六判 |
ページ数 |
238 |
目次 |
I 地盤災害 何が、誰が悪いのか
1 地盤災害とは
2 地球温暖化と地盤
3 土地造成と企業の責任
4 行政・法制の立ち遅れ
II 土地のキャリアと性能
1 地盤の構成
2 沖積地の地下構造
3 宅地造成の問題
III 建造物と地盤の崩壊
1 地震で飛び出すのは一番危ない
2 日本は地震国
3 殺人石垣・石塀とブロック塀
4 地盤崩壊のいろいろ
5 土留め用石積み擁壁の問題
6 地震動と共振
IV 土地の見方・使い方
1 宅地地盤の見方(地盤の盲点)
2 造成宅地の見方(擁壁と石垣)
3 地相と家相
4 造成地で良い地盤はどんな所か
5 地盤変位の調べ方
6 我が家の地震対策
あとがき |