出典 : 国土地理院
数値地図5000(土地利用)は、首都圏、中部圏、近畿圏の主要部を対象地域として実施されている宅地利用動向調査による土地利用状況の調査成果を、地理情報システム(GIS)用の土地利用区域数値データとして各圏ごとにまとめ、地理情報標準仕様(XMLデータ形式)で公開するものです。
これまでに5時期分の時系列土地利用データが「細密数値情報(10mメッシュ土地利用)」として公開されていますが、 今回刊行する「数値地図5000(土地利用)」は、新たな整備手法による基本測量の成果として公開するもので、データ作成にあたり使用する基図等の縮尺を1:5000に改めるなど、高精度化が図られています。
本CD-ROMは、「近畿圏」版については、近畿圏の2001年時点での15種類の土地利用状況を地理情報標準準拠のベクタ形式でデータ化したものです。平面直角座標系に基づく3Km×4Kmの区域を1ファイルとして、計397ファイルで構成されています。「首都圏」版については、首都圏(茨城・埼玉・千葉・神奈川県)の2000年時点での15種類の土地利用状況を地理情報標準準拠のベクタ形式でデータ化したものです。平面直角座標系に基づく3Km×4Kmの区域を1ファイルとして、計739ファイルで構成されています。
土地利用区域数値データは、データ構造の定義書(XMLschema)に従って記述され、地理情報標準プロファイル(JPGIS Ver.1.0)に準拠したXML形式で記載されています。
CD-ROMには、データ本体のXMLデータをLZH圧縮して格納したほか、メタデータ、応用スキーマ、XMLschema、ビューアソフトウェア等が格納されています。
2000年以降の調査では新整備手法に基づくデータ作成がなされたことにより、数値地図として公開される基準年2001年のデータは、従前の細密数値情報との時系列的な継続性がないため、仮に本データから10mメッシュを作成して細密数値情報の5時期のデータと比較した場合有意な比較ができない関係となります。
刊行地域 | 対応ソフト | 媒体 | 定価(税込) |
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首都圏2000年 |
ArcGIS Desktop(ArcView,ArcEditor,ArcInfo) PC-Mapping |
CD-ROM | 各7,857円 |
中部圏2003年 |
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近畿圏2001年 |
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首都圏2005年 |
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近畿圏2008年 |