シラス学 九州南部の巨大火砕流堆積物
メーカー:古今書院 著者・編者:横山勝三
地形・地質・火山と人間生活との関わり。シラスのすべてがわかる本。
畑の広がっていた九州南部のシラス台地は、大規模に土地造成され、近代的な都市や住宅地に変容した。シラスがつくる地形は、九州南部の地形を論じる上で不可欠であるばかりか、地形学的に見て基本かつ重要な地形要素であり、地形学の基礎を学ぶ上で優れた教材でもある。著者は熊本大学教授。
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発行年 |
2003年10月 |
判型 |
菊判 |
ページ数 |
196 |
目次 |
[主な目次] 1: シラスとは何か(シラスの定義、入戸火砕流堆積物という名称) 2: シラスの構成物と物性(シラスの構成物、粒度構成、シラスの中の不均質部、シラスの色・固さ) 3: シラスの分布(現在の分布、基盤地形との関係でみたシラスの分布) 4: シラスの性状の地域的変化(分布高度、軽石塊および石質岩片の粒径、溶結作用と溶結部、溶結作用とその影響) 5: シラスの研究史(先シラス期、シラス・火砕流期) 6: シラス台地の地形(台地面、台地崖) 7: シラスの堆積過程(巨大火砕流、入戸火砕流:シラスを生じた巨大火砕流、巨大火砕流の性状) 8: シラスの堆積地形(シラスが堆積した頃の気候と古地理、シラスの原分布、シラスの堆積地形、原堆積面と溶結後堆積面、火砕流原の特性、シラスの堆積年代) 9: シラスの侵食過程と火砕流堆積物の侵食地形(布状洪水、シラス台地の形成、旧開析谷の形成、河成段丘の形成、河川争奪、水系と水系網、火砕流丘陵、バッドランドとテント岩、火砕流凹地、溶結部の侵食地形) 10: シラスの噴火と噴火災害(姶良カルデラとシラスの噴火、シラスの噴火と巨大火砕流災害、噴火に伴う植生の破壊と再生) 11: シラスと黄土がつくる地形の類似性(黄土とは、シラスと黄土の地形の類似性と形成過程) 12: シラス文化と火砕流文化(シラス文化、火砕流文化) |